1.5倍1つ山ヒダカーテン
今日の名古屋は、クリスマスイヴのわりには暖かく
風の当たらない車内にいると・・・眠くなるような午後です。
さて、お知らせですがカーサデコでは年末年始のお休みを
下記のようにとらせて頂きます。
年末年始のお休み
2016/12/28(水)~新年2017/01/06(金)
以上、よろしくお願い申し上げます。
ところで、日々 オーダーカーテンの取付にお伺いをするのですが
カーテンの縫製はもちろん、その梱包の丁寧さに驚かされるのがスイスの
名門(フィスバ)クリスチャン・フィッシュバッハーFISBAですね。
*写真上はFISBAのペンシルプリーツ(1.5倍1つ山)の梱包をほどいた後の状態です。
皆様、見えますでしょうか?1つ山の一つ一つの中に詰め物が入っています。👀
*紙を丸めたものにビニールクッション材をさらに巻きプリーツの中に詰めてヒダ山がつぶれない様に
配慮されています。
実は、この梱包にたどりつくまでに固めの印字されたダンボールの外側をビニールで
すべて覆っています。そして、ダンボールを空けるとカーテンの芯地部分だけをまた
別でビニール梱包!40~50cmピッチでしっかりとした綿糸でヒダだたみをした1枚ずつ
のカーテンをきめの細かな白い紙でやさしく包んであるのです。
当カーサデコショップでは、スイスFISBA社のレギュラーオーダーカーテンは全て
FISBAのメーカー縫製にしています。
最後にメーカーFISBAさんに(欲を言えば)・・・ここまで梱包をしっかりやっているので
あれば、梱包のダンボールのサイズを長くしてほしいのです。綿や麻・シルク・オーガンジー
レースといった高級素材が多いので、たたみジワが気になるのです。→fisbaさんへ
*オーダーカーテンの取付にお伺いするときは、たいていカーテンレールも一緒に車に
積み込みますので、カーテンの長さが280cmくらいまでは折らずに長い筒状のような
ダンボールに・・・。カーテンの幅が広い場合は長い平たいダンボールになりますが・・・。
(ダンボールの中でカーテンが暴れない様にする工夫はもちろん必要ですが!)→fisbaさんへ
・・・とっ、勝手なことを言ってきょうのブログは終了です。
デコリンコでした。
今日の名古屋は、午後からまた☂雨になりました。梅雨のような
へんな天気です。明日(水曜日)のバーベキューもダメっぽいです。
さて、今日のウィンドトリートメントは「カーテンの裾のしまつ」についてです。
おもにレースカーテンの裾は、その生地の薄さや質感またデザインの具合によって
変えています。
*拡大写真ですが、レースカーテンの裾、サイドを飾りロックで仕上げています。
これは、生地を軽やかに見せる為や、折返しによる柄の重なりを嫌う場合におすすめ
です。(生地はbaumannのボイルプリントです。)これにレースカーテンの落ち感などを
出す場合はウエイトテープを入れてウーリー糸でロック加工します。
*こちらは、透け感のあるレースですが 裾を折り返さずバイアステープで挟みました。
ヨコ張りのあるレース生地の場合は、形態安定加工をかけます。
(レース生地はフランス・thevenon)
*通常レースカーテンの裾は10cm~12cmの折返しが多いですね。ただしスイスの
フィスバ社のように中すかしであらかじめインターロックをかけてアイロンをあてて折り返す丁寧な
メーカーもございます。
カーサデコでは、少しでもその生地がイキイキと見えるように生地の質感によって
縫製を指示しています。
思い入れのカーテンはカーサデコへどうぞ!
今日の名古屋は、朝から良い天気です。
今日も〝花粉症″と闘いながら頑張っています。
さて、今日はカーテンのヒダ倍率とそのヒダ間の関係の
お話しをさせて下さい。
オーダーカーテンを注文する際、お客様は3つ山までは
いらないわ!2つ山で充分よ!とおっしゃる方が意外に多い。!
しかし、これにはしっかり確認しておかなくてはならないこと
があります。2倍ヒダの2つ山もあるし1.5倍ヒダの1つ山もあります。
要は、カーテンレールの幅に対して2倍の生地幅に仕上げたものを
そのカーテンレールの幅に3つ山で作ろうが、2つ山で作ろうが2倍ヒダ
なのです。つまり、使用している生地量は2倍使っていますよ!ということ。
そこから、ヒダ間(ヒダ山~ヒダ山までの間隔のこと)を少し狭めて縫製
すれば、2つ山になるし通常のヒダ間で縫製すれば3つ山になるのです。
*2倍ヒダの2つ山は、生地の肉厚がある場合によく使います。
上の画像は少しわかりずらいかもしれませんが1.5倍ヒダの2つ山です。
少しヒダ間が広いのです。(下の画像の1つ山と比べて見て下さい。)
上の画像の1つ山も1.5倍ヒダです。ただし、1つ山のためヒダの山高が
少し高くヒダ間も狭めです。
しかし、1.5倍の1つ山の方が縫込みアジャスタフックがキレイに縫製
でき、ヒダ山が正面を向きやすいのです。
(ヒダの山高を少し低くした1.4倍1つ山も当社はよくやります。)
なので、1つ山だからといって3つ山の⅓の生地しか使ってないわけでは
ないのです。
オーダーカーテンなので、お気に入りになられた生地の生地幅、素材、性質
ご予算等によって最適なカーテンに仕上がる様にご提案いたします。
お時間があれば、是非カーサデコショールームへお越し下さい。