ローマンシェード
今日の名古屋は、小雨が降ったり止んだりへんな天気です。
リオ五輪も終わり子供たちの夏休みもあとわずかですね。そんな中
大変大きな台風が近づいているようです。🌀
さて、本日のウィンドトリートメントは、マンションによくある
クランク窓の設えです。写真は1台ずつ窓に沿ってシャープシェードを
取り付けています。
上記のようなクランク窓の場合、ダブルシェードではなく、シングルのシャープ
シェードを1台ずつ天付けしていきます。この時の注意事項としては、入隅や出隅が
ありますのでヘッドレール(メカ)の幅Wと布の幅Wを変えてすき間が出ないように
工夫が必要です。しっかり施工図をおこしてそれぞれの寸法を出していきます。
ところで、先週 年甲斐もなくツリーピクニックアドベンチャーという
フィールドアスレチックに行ってきました。筋肉痛(>_<)です。
*ピクニックコース・アドベンチャーコース・ジップラインコースそれぞれに料金がかかります。
ちなみに上の写真は、アドベンチャーコースの写真ですが・・・高さ5mくらいに
設置された杉の木と杉の木を渡っていくスリル満点のコースで制限時間は2時間です。
ミニジップラインもあって夏でも割と涼しいですよ。
今日の名古屋は、非常に過ごしやすい天気です。空は澄んだ青空
風は心地よし!周りの木々は若い新緑のグリーンがとてもすがすがしい。
こんな気持ちの良い天候もあれば、いまだに大地震の余震で車中泊をされている
熊本地方の方のことを思うと・・・とても胸が痛みます。一日も早くライフラインの
復旧と通常の日々がもどりますように・・・。
今日のウィンドトリートメントは新緑の頃にぴったりの麻素材のお話しです。
先日ステキなお宅に麻素材のプレーンシェードを取り付けました。
上の写真は、少し目の粗い麻100%のレース生地でプレーシェードを
制作しました。私も麻素材は大好きで↑このルーズにたるむ「てろっ」とした感じ
が何とも言えないホッとした感じを与えてくれます。
できれば、カーテンは床にすらせる感じでサイズ感をとらえてほしい。
なぜなら、防縮加工をしていない麻100%の生地は梅雨時前後は湿気をすって
丈が伸びます。秋が深まってくるころにはまた縮んできます。
「生きています!」「呼吸しています!」⇒自然素材です。
麻シリーズの生地サンプルを増やしましたのでどうぞカーサデコショールームへ
お立ち寄りください。
今日の名古屋は、温かかった・・・いやむしろ暑かった!これだけ気温が上がってくると
私の花粉症の症状もあとわずかかな?いつも五月のゴールデンウィーク明けまで花粉症が
続きます。😢
さて、今日のウィンドトリートメントはツインシェードについてです。
ここ最近、腰窓や小窓などの床までない窓にツインシェード(ダブルシェード)のご依頼
が多い。さらには掃出し窓までもツインシェードにしたいと・・・。
このツインシェードは、すっきりして上下の昇降なので光の調節が容易にできることと
生地が少なくて済むし、スマートである。→メカ代はそれなり(価格が)にしますが・・・。
上の写真は、通常のツインシェードでメカはTOSOさんのクリエティドラムです。メカ部分
(ヘッドレール)の厚みが小さく昇降もスムーズです。ただし、一般的に奥側に付くレース地
は窓側のレールの裏からマジックテープを貼ってあるため、レースだけ外すのはかなり難しい
そこで厚地(前幕)も薄地(後幕)も前面からマジックテープを貼ってあるメカがある。
ヘッドレールの厚みが少し太くなるが昇降もスムーズだ。→タチカワのクレアスドラムです。
また、下の写真のようにシングルシェードを枠内へ1台+枠外へ1台取り付けるケースも
あります。これはシングルのスマートなメカを利用してメンテナンスをしやすくしています。
シングルシェードならどこのメーカーのものでもヘッドレールの厚みはしれているので
枠外+枠内でもOKではないでしょうか?
このシェード類はカーテンに比べて故障の頻度が多くなるので→できるだけシンプルに
したいものです。場合によっては枠内にレースカーテンかカフェカーテンを・・・。
お客様の暮らし方やお好みに合わせてプランいたします。
是非、カーサデコショールームにお立ち寄りくださいませ。
今日は、ひとつ嬉しいことがありました。
13年前にご新築で、当カーサデコでオーダーカーテンをお作り頂いた方が
来店して下さったこと。今回は、当時お子様(お嬢様)中学生か高校生だった方が
ご結婚し、ご新築をされたとのことでご来店頂いた。
13年前にオーダーカーテンをご購入頂いたプランをいまだに気に入って下さって
お母さまが娘さんをお連れいただいた感じでした。いやぁ・・・うれしいものです!
さて、今日のウィンドトリートメントは「オーストリアンシェード」です。古い言い方を
すれば、″ちりちりカーテン″です。←この言い方をご存知の方はかなりこの業界長いですね。
*オーストリアンシェードの上にギャザーバランスが付いています。
上の写真の本体がオーストリアンシェードです。タテ方向(高さ方向)に生地要尺が
最低2.5倍~3倍必要で、フリルはまた別です。写真は透けない生地で製作してますが
比較的薄物レースで縫製することが多いです。
一見、難しそうな縫製に見えますが(私にとってはかなり難しいと思います。)縫製の
プロに言わせるとそうではないとのこと。いや、言いかたを変えれば全体がちりちり、
クシャクシャして真っすぐ縫えているのかわからない。
縫製のプロに言わせると「カーテンで一番難しいのは、真っすぐ縫うこと」だと。
(吊ったときに真っすぐ落ちること。)←これがかなり難しい!いや、ほぼ無理!
これは、まず生地の地の目をしっかり見て縦糸、緯糸を一本でも斜めにまたがず
真っすぐ裁ち切ること。←大半はここで決まる。この真っすぐ裁ち切った生地を
よれが出ないように耳をしっかり押さえ20~30cmを一気に縫う。
つまり、シンプルがいちばん難しいのだ。と教えてもらいました。
上記のことは、私がフィスバ社時代にまだ横浜にアトリエ(縫製工場)があったので
何度も研修しに行って培ったことです。ちょっと余談でした。
・・・では。
今日の名古屋は「花曇り」といった感じでしょうか?!近隣の“桜”は、ほぼ満開
です。見上げた空が曇りなので淡い桜色がもうちょっと映えない感じですが皆様の
周りはいかがでしょう?🌸
さて、今日のウィンドトリートメントは「ローマンシェード」です。その中でも
最もよくご提案するプレーンシェードとちょっとひと工夫したシャープシェードに
ついてです。
上の写真は、出窓の中にプレーンシェードを取り付けた例です。タテストライプの
デザインでナチュラルな質感と色が何ともいい感じですね。プレーンシェードは、
生地をだぶつかせることなく、デザインカットもなく、生地の裏にバーも入れない
最もシンプルな縫製加工のシェードのことです。
生地の裏にはリングテープと呼ばれる半透明の細い芯地のようなテープを等間隔で
縫い合わせていきます。そのテープに例えば15cmピッチで昇降コードを通す
リングを付けていきます。また、生地の一番下(裾)には重しとなるウェイトバー
をセットします。
プレーンシェードは、生地の表情が最もそのまま出ますので生地の特徴をしっかり
把握しなければなりません。・・・ほとんどの生地は縫製可能です。
ただし、椅子張り地のような肉厚の生地やベルベットまた極端に張りの強い
生地は避けた方がよいでしょう。
上の写真は、マンションのカーテンボックスの中にシャープシェードを取り付けた
例です。これもまたナチュラル感のある麻素材のレース地をシャープシェードに
してあります。
シャープシェードは、プレーンシェードに(シェーパーと呼ばれる)バーを生地
の裏に縫い付けたタイプのことです。プレーンシェードに比べて上下にたたみ上げて
いくピッチを大きくしていきます。
写真のシャープシェードは、麻の質感・よれ感がよく出ていますが写真では
わかりずらいかもしれません。また、プレーンシェードより、たたみ上げるときの
たたみジワが起こりづらいのも採用される要素のひとつですね。
いずれのタイプも生地のみ取り外してクリーニング可能です。
カーサデコでは、生地の特徴をしっかりつかみどんなタイプのウィンド
トリートメントが良いかをアドバイスさせていただきます。ご来店の際は
是非ご予約をお願い申し上げます。
今日の名古屋もなかなかの春の行楽日和でした。
学生の方は、春休みで少し羽をのばしていることと思います。
ところで、今日のウィンドトリートメントは?ここ最近いやもう随分前から
小窓や腰窓ではよく提案している窓装飾ですが・・・「プレーンシェード」
これは、広義での言い方としては″ローマンシェード″で、その中のいちスタイル
なのです。カーテン生地と同じ生地でパタパタと上下にたたみ上げていくタイプのもので
チェーンやコードで昇降します。比較的見た目スッキリとしていてオシャレなのでわりと
重宝しています。
ただし、クリーニング等のメンテナンスの時に取り外しや取り付け直しがめんどうなのです。
したがって、1年に1~2回お洗濯をするレースカーテンは下の写真のように窓枠の中にカーテン
や突っ張り棒でカフェレースにします。こうすることで壁からの出っ張りを抑えたり、取り外しを
楽にしています。ダブルWシェードにするよりもコスト的にもかなり下がりますし・・・。
*この方がシェードを下ろしたときの光もれも少ないと思います。
*上記の枠内カフェレースは突っ張り棒にレースを通しているだけなので
小窓の上げ下げ窓にはとっても良いのではないでしょうか!
しかし、アメリカ系サッシ(マービン)などの窓枠内のふところがない場合は
やむを得ずダブルシェード(ペアシェード・ツインシェードとも言う)にします。
ご予算や扱いの良さ、カッコ良さ、メンテナンスの良さ等をいろいろ皆さまの
思いのたけをご相談くださいませ。
カーサデコショールームでお待ちしております。その際はご予約のお電話を!!