今日の名古屋は「花曇り」といった感じでしょうか?!近隣の“桜”は、ほぼ満開
です。見上げた空が曇りなので淡い桜色がもうちょっと映えない感じですが皆様の
周りはいかがでしょう?🌸
さて、今日のウィンドトリートメントは「ローマンシェード」です。その中でも
最もよくご提案するプレーンシェードとちょっとひと工夫したシャープシェードに
ついてです。
上の写真は、出窓の中にプレーンシェードを取り付けた例です。タテストライプの
デザインでナチュラルな質感と色が何ともいい感じですね。プレーンシェードは、
生地をだぶつかせることなく、デザインカットもなく、生地の裏にバーも入れない
最もシンプルな縫製加工のシェードのことです。
生地の裏にはリングテープと呼ばれる半透明の細い芯地のようなテープを等間隔で
縫い合わせていきます。そのテープに例えば15cmピッチで昇降コードを通す
リングを付けていきます。また、生地の一番下(裾)には重しとなるウェイトバー
をセットします。
プレーンシェードは、生地の表情が最もそのまま出ますので生地の特徴をしっかり
把握しなければなりません。・・・ほとんどの生地は縫製可能です。
ただし、椅子張り地のような肉厚の生地やベルベットまた極端に張りの強い
生地は避けた方がよいでしょう。
上の写真は、マンションのカーテンボックスの中にシャープシェードを取り付けた
例です。これもまたナチュラル感のある麻素材のレース地をシャープシェードに
してあります。
シャープシェードは、プレーンシェードに(シェーパーと呼ばれる)バーを生地
の裏に縫い付けたタイプのことです。プレーンシェードに比べて上下にたたみ上げて
いくピッチを大きくしていきます。
写真のシャープシェードは、麻の質感・よれ感がよく出ていますが写真では
わかりずらいかもしれません。また、プレーンシェードより、たたみ上げるときの
たたみジワが起こりづらいのも採用される要素のひとつですね。
いずれのタイプも生地のみ取り外してクリーニング可能です。
カーサデコでは、生地の特徴をしっかりつかみどんなタイプのウィンド
トリートメントが良いかをアドバイスさせていただきます。ご来店の際は
是非ご予約をお願い申し上げます。