装飾レール

紫陽花の花が咲く頃になりましたが、皆様いかがお過ごしですか?

6月と聞くと「ジューンブライド6月の花嫁」という言葉以外あまり

良いイメージの言葉が見つかりません。

梅雨でうっとうしい・・・。湿度が高い💦不快な・・・てなことですが

今年は、ロシアワールドカップ(サッカーの世界的な大会)が6月14(木)から

はじまるため・・・ちょっとワクワクしています。

 

まあ、そんなことより、今月のコラムは輸入の装飾アイアンレールについてです。

その他アイアンレールその他アイアンレール断面

 

 

 

 

 

 

 

グローサ28正面グローサ28断面

 

 

 

 

 

 

 

 

*従来の輸入のアイアン系装飾レールは、レール(ポール)の長さがだいたい2mと3mで

取付ブラケット(レールを受ける部材)の壁からの距離が80mmシングルで離れ、ダブルではさらに

80mm壁から離れる。

*少し、マニアックな話ではあるが施工までしっかり完璧にやりたい私としては・・・

この壁からの出幅やブラケットのレール押さえがない輸入レールに不満を覚えるので・・・。

 

今回のコラムはそんな業界の方へ・・・「こんな工夫をしてますよ!」というのをupアップ

しますね。

クラシコ28 シングル通常シングル

 

 

 

 

 

 

 

 

これは、現在、流通しているTOSO(トーソー)の輸入レールでクラシコ28(ドイツ)のブラケットです。

このレールにカーテンの(厚手)ドレープを吊って、壁との間にレースカーテンを吊りたい場合が

結構ある。そんな場合は・・・。

30mmスペーサー付側面30mmスペーサー付正面スペーサーとクラシコ28シングル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは、壁からの出幅を調整するために30mmの厚みでスペーサーを自作したもので

アイアンの色がアンティークホワイトなのでマットホワイトにて木材(ブナ)加工後塗装

しています。

 

六角穴ビス止め加工

 

 

 

 

 

 

 

さらに、画像で見えるかどうか分かりませんが・・・レールを左右からジョイントのため

固定(押さえる必要)するビス穴が開いていないので・・・正面に2か所・六角穴付き止めネジを

別注制作しています。いかがでしょうか?

 

*レールメーカーのTOSO(トーソー)さんには、国内で本格的なアイアン系装飾レールを開発・・・。

または、ヨーロッパからの輸入レールを日本用にサイズ感を調整していただけるともっと

ウィンドトリートメントに幅が出て、使用するカーテンファブリックスのグレードに良い影響を

与えられると思います。

 

ちょっと、マニアックでしたか?

*ちょっとノーブルな質の良いカーテンを(カーテンボックスではなく)装飾レールで吊ろうと

すると・・・(こんな工夫をしないと)カーテンに見合うレールがないのが実情です。

 

カーサデコでは、上等で質の良いカーテンを空間にマッチした状態で施工することを心掛けて

います。オーダーカーテンのご相談は、ご予約の上(ミヤジまで)ご来店くださいませ。

今日の名古屋はいい天気☀です。

青空に花がとびきり映えます!真っ白なオオデマリです。当て字(大手毬)

オオデマリ  スイカズラ科

カーサデコショールームの前に真っ白な大きな手毬のような花を付けたオオデマリです。

 

ちなみに、よく公園などで見るのはたぶんコデマリだと思いますが名前はよく似ていますが

花の種類は全く違うとのこと。上の写真のオオデマリはスイカズラ科の植物でコデマリは

バラ科の植物だそうです。・・・余談ですが。

 

 

さて、今日のウィンドトリートメントはレールについてです。

 

レールといっても色々種類もメーカーさんもあるわけで、とりわけ当カーサデコでは

TOSOトーソーさんとタチカワさんが多いです。

 

また、見た目を意識した「装飾レール」と機能を重視した「機能性レール」があります。

さらに現場の状況・用途に合わせたピクチャーレールやカーブレール・点滴レールといった

特殊なレールもございます。

グレイスフィーノ TOSO グレイスフィーノ19

 

ファンティア W WH タチカワ ファンティア

 

あくまでも一つの例ですが上の写真が装飾レール、下の写真が機能性レールです。

 

上のグレイスフィーノは見せるためにカーテンを吊った時もレールが隠れないよう(輪のような)

リングランナーと呼ばれるランナーで左右の動きをとります。従って、取り付けたい

高さや左右のビス位置の下地の確認が重要になります。

 

 

一方、下のタチカワ ファンティアは一般的に薄手のレースカーテンを奥に厚手のドレープカーテンを手前に

つけたとき→カーテンを閉じた時にはレールが見えなくなるようにカーテンフックを

ランナーより約4cmほど上へ(耳立てのように)持ち上げて吊ります。

 

そして、ランナーはレールの溝の中を走っているためホコリの影響も受けずらく

何年たってもスベリはよいです。(機能優先)

 

 

ただ、昨今 裏地付きのカーテンやベルベットを吊ったとき装飾レールの種類に

よっては〝たわむ〟ものもありますので、その都度確認が必要です。

 

そんなときは、キャリアのあるカーサデコスタッフにお気軽にお尋ねくださいね!