オーダーカーテン
今日の名古屋は、朝から良い天気です。
今日も〝花粉症″と闘いながら頑張っています。
さて、今日はカーテンのヒダ倍率とそのヒダ間の関係の
お話しをさせて下さい。
オーダーカーテンを注文する際、お客様は3つ山までは
いらないわ!2つ山で充分よ!とおっしゃる方が意外に多い。!
しかし、これにはしっかり確認しておかなくてはならないこと
があります。2倍ヒダの2つ山もあるし1.5倍ヒダの1つ山もあります。
要は、カーテンレールの幅に対して2倍の生地幅に仕上げたものを
そのカーテンレールの幅に3つ山で作ろうが、2つ山で作ろうが2倍ヒダ
なのです。つまり、使用している生地量は2倍使っていますよ!ということ。
そこから、ヒダ間(ヒダ山~ヒダ山までの間隔のこと)を少し狭めて縫製
すれば、2つ山になるし通常のヒダ間で縫製すれば3つ山になるのです。
*2倍ヒダの2つ山は、生地の肉厚がある場合によく使います。
上の画像は少しわかりずらいかもしれませんが1.5倍ヒダの2つ山です。
少しヒダ間が広いのです。(下の画像の1つ山と比べて見て下さい。)
上の画像の1つ山も1.5倍ヒダです。ただし、1つ山のためヒダの山高が
少し高くヒダ間も狭めです。
しかし、1.5倍の1つ山の方が縫込みアジャスタフックがキレイに縫製
でき、ヒダ山が正面を向きやすいのです。
(ヒダの山高を少し低くした1.4倍1つ山も当社はよくやります。)
なので、1つ山だからといって3つ山の⅓の生地しか使ってないわけでは
ないのです。
オーダーカーテンなので、お気に入りになられた生地の生地幅、素材、性質
ご予算等によって最適なカーテンに仕上がる様にご提案いたします。
お時間があれば、是非カーサデコショールームへお越し下さい。
今日の名古屋は曇りです。
2~3日前のあの暑さでかなりの花粉が飛び散ったのか
今日の私の鼻はクシャミと鼻水と・・・。かなり症状が来ています。
さて、勝手口のドア窓に何か布を付けたい時ございませんか?
現在は、開口の枠上にロールスクリーンを取り付けることが多いが
昔は、下の写真のようにドアに直接レース生地をパイプ通しにして
付けていました。
*ちなみに上画像は上下ギャザーヒダ2.5倍以上で真鍮パイプか
ステンレスパイプを使用してドアに直接ビスでもむ。(通称:ドアスクリーン)
その時の注意点としてパイプを付けるブラケットのビス穴は3か所
以上のものを選ぶこと。そしてお客様には、できるだけドアを乱暴に
閉めないようお願いをしておく。
これは、直接ドアにビスもみしてあるためドアの開け閉めによる
振動で少しづつビスがゆるむのである。
上記の注意点のこともあり最近は枠上にロールスクリーンを
取り付けることがほとんどである。